こんにちは、山岡エビです。
私はかなりのズボラなので家事をするのは大嫌いです!
私は仕事をしているのですが、それにプラスして家事と育児をこなすのは私の主婦力では到底できません。
私の圧倒的に低い家事力は毎日たくさんの家電におぎなってもらっています。
かなりオススメなのに日本ではあまり普及していない家電に食器洗い乾燥機があります。
しかし普及していない理由はただの勘違いや思い込みである場合も多いです。
そしてその思い込みから家族に反対されている人もいます。
家事の時短にかなり効果的なので迷っているなら絶対買うべきだと思うのでよくある勘違いをまとめました。
普及していない理由
よくある勘違いは以下のものかと思います。
- 汚れ落ちが悪いと思っている
- 予洗いを二度手間に感じる
- 設置工事が必要だと思っている
- キッチンが狭くて置けないと思っている
- 食洗機は贅沢品だと思っている
これらをひとつずつ潰していきましょう。
勘違い①汚れ落ちが悪いと思っている

確かに食洗機が開発された当初は油落ちが悪かったりご飯粒が残ってしまったりという性能でした。
なのでせっかく食洗機を使って洗っても、もう一度洗い直さなければならないこともありました。
対して、手洗いは汚れがきちんと落ちているか確認しながら作業ができます。
なので二度手間にならず、結果的に家電は信用できないなというイメージだけを残してしまったところがあります。
ですが日々研究され、今発売されている製品の性能はかなり進化しています。
きちんと手順を守りお皿の配置を工夫すれば手洗いよりも圧倒的にきれいになります。
汚れをきれいに落とせ、殺菌までできるので手洗いよりもきれい
人の手では洗えない高温のお湯(60~80度)を使うことで油汚れはもちろん殺菌までできてしまいます。
手洗いでスポンジを使って洗う場合には、見た目にはきれいになっても菌をすべて落とすことはできていません。
例えば何度も使い包丁のキズが入ったまな板にはたくさんの菌が潜り込んでしまいます。
手洗いに使うようなお湯の温度(40度程度)では殺菌まではできず、まな板の上で菌が繁殖しまいます。
繁殖する菌の中には食中毒を起こす可能性の高い大腸菌などもあります。
食洗機ならボタンひとつで殺菌まで可能なのできれい好きならむしろ食洗機の方がよいのです。
勘違い②予洗いを二度手間に感じる

食洗機にも苦手なことがいくつかあります。
それを少し手助けしてあげる意味でも予洗いが必要な場合があります。
予洗いとは食洗機に入れる前につけおき洗いや手洗いをすることです。
この予洗いがやっかいなのです。
作業的には大したことはないのですが、どうせ少し洗わなければならないなら最後まで手で洗えばいいのではと思う人もいます。
- グラタンの焦げつき
- カレーを作った鍋
- 茶碗蒸し
食洗機は焦げ付きやこびりついた汚れ、あとは卵料理の汚れが苦手です。(卵は高温で固まる性質があり、こびりついてしまう)
このような場合は焦げやこびりつきをあらかじめ落とすことによって食洗機の能力を最大限に生かすことができます。
ただし最近の技術ではその予洗いさえも不要になりつつあります。
洗剤と食器の並べ方に気を付ければ予洗い不要
食洗機の洗剤は人の手には刺激の強すぎる成分を含ませることができるのでかなり洗浄力の高い洗剤を使うことができます。
また、食器や状況に特化した洗剤もあり、グラスをピカピカにするものやご飯粒などのでんぷん質に強い洗剤もあります。
洗剤を使い分けることも大事ですが、食器の並べ方もかなり重要です。
食洗機は底に設置されたプロペラ状のノズルから吹き出すお湯によって汚れを吹き飛ばすので説明書に書いてある指定の場所に指定の形の食器を並べなければいけません。
一度で全部終わらせようとギチギチに詰め込むとノズルのお湯がかからない場所ができるので汚れ落ちが悪くなってしまいます。
数が多いときはあきらめて二回に分ける方がきれいに洗えます。
食洗機によっては調理器具コースや念入り洗いなどというコースがついていることがあります。
これらは通常の洗い方よりも洗浄力が強いので食洗機が苦手とする汚れがある場合はこちらを使うとすっきり落とすことができます。
勘違い③設置工事が必要だと思っている
食洗機を設置するにはキッチンの水洗に分岐水洗の取り付けを行うことが一般的です。
これが食洗機を導入するための高いハードルになっています。
賃貸に住んでいれば、工事をすることができない場合もあるので食洗機が欲しくても諦めるしかありませんでした。
しかしそんな工事も必要なく設置できる食洗機が発売されています。
賃貸でも工事なしで設置できるモデルがある
エスケイジャパン 食器洗い乾燥機 SDW-J5L(W)

こちらの食洗機は分岐水洗の工事がいりません。
洗うときのお湯はどうするのかというと本体のタンクに水道水を入れることで補充することができます。
2~3人分の食器を洗うことができるサイズです。
分岐水洗の工事をしていないからといって洗浄力が大幅に劣るということはないで食洗機がほしいけど工事ができない家庭にピッタリです。
勘違い④キッチンが狭くて置けないと思っている

食洗機は、海外では洗濯機並みの普及率でほとんどの家庭に設置されています。
日本で広まらないのは海外と比べるとキッチンが狭いからだと言われることもあります。
そもそも家の作りも海外と比べるとコンパクトにするしかないので仕方ない部分ではあります。
しかし本当に食洗機が置けないほどの狭さなのでしょうか?
食洗機を使わない家庭に置かれていることの多いものに水切りかごや食器乾燥機があります。
これらを置くスペースが取れるなら代わりに食洗機を置くことができる可能性があります。
コンパクトなサイズの食洗機がある
パナソニックの食洗機のシリーズにプチ食洗というものがあります。
プチ食洗NP-TCM4

こちらは幅470x高さ460x奥行き300 mmという小ささです。
小さくても洗浄力は抜群。
大きさは2~3人家族用です。
なので家族の人数が多ければ一度ですべて洗うことはできません。
しかしスピーディコースなら30分弱で運転が終わるので時間差で2回に分けて皿洗いをすることも一応可能です。
できれば一度ですべて終わらせた方が楽だと思うので大家族向きではないでしょう。
食洗機の置き場を広くとれないけどほしいという人にはピッタリだと思います。
勘違い⑤食洗機は贅沢品だと思っている
食洗機を購入した場合は本体代、工事代、水道代、電気代、洗剤代などがかかってくるでしょう。
手洗いの場合は、水道代、ガス代、洗剤、スポンジ、手袋などですね。
この中で水道代と電気代は圧倒的に安くなることがほとんどです。
食洗機は、手洗いで流しっぱなしにするよりもはるかに少ない水を循環させて洗うからです。
なのでランニングコスト的には手洗いより安くなる家庭も多いと思います。
また時間をコストに入れると食洗機にかけたコストは十分すぎるほど回収できます。
時間的コストがめっちゃ減るところを推したい!
晩ごはんの後片付けの頃には一日の疲れのピークがきていることはありませんか?
そんな時にはほんの10分程度の家事も気合いが必要です。
家族の人数や食器にもよりますが調理器具なども入れれば食後の皿洗いは1回で15分程度はとられると思います。
そして食器洗い後のシンクの掃除、排水溝の掃除、シンクに残った水滴を拭きあげるところまでいれるとかなりの時間がかかるのではないのでしょうか?
食洗機であればせいぜい2~3分程度で食器をならべ洗剤を入れられます。
その後はボタンを押すだけでお任せできるのでゆっくりと食後の時間を過ごすことができます。
食洗機によって守られた残り少ない体力と貴重な時間は別のことに使いましょう。
食洗機の購入を家族に反対される理由は?
皿洗いくらい機械に頼らず自分でするべきだ!
食洗機なんかただの怠けだ!
という家族の反対によって買うことができないという意見をたまに耳にします。
しかしそれを言う家族は大抵食器洗いを担当していません。
皿洗いをした経験があってもその日の気まぐれでやったりやらなかったりというのは担当していると言いません。
食器は洗うけど調理器具やグリルなどの面倒なものはやらないというパターンも聞いたことがあります。
皿洗いという仕事をそれだけ簡単なものだと見なしているのなら食洗機を却下した家族に食器洗いのすべてをしてもらいましょう。
そうすればあなたの負担が軽減されるので食洗機を買わなくても問題ないからです。
その提案を嫌がるのだとしたら食器洗いが面倒な仕事だと思っている証拠です。
では、皿洗いを面倒に思うのに食洗機を購入することに対して抵抗感があるのはなぜでしょう?
これは食洗機の便利さを体験する機会がほとんどないからだと言われています。
食洗機の便利さを体験する機会がない!
これはなかなか大きな問題だと思います。
食洗機を体験できる場所はほとんどなく、しっかりその便利さを知っているのは実家が食洗機を使っていた人くらいじゃないでしょうか?
他にはママ友の家で洗い物を手伝った時に便利さに驚いたりでしょうか?
とにかく食洗機は購入前に触れる機械が少ない家電です。
他の家電は工事が必要で導入コストがかかるものでも街で体験できたり、実家ですでに使っていることが多いです。
代表的なものはクーラーですね。
クーラーは設置工事で壁に穴を開けたりとかなり大がかりな方だと思いますがほとんどの家庭で導入されています。
それはたとえ実家にクーラーが無くてもその快適さを街のスーパーや職場で体験する機会が多いからです。
人は体験したことのないもの、知らないものに不安を感じます。
本体の金額に見合ったはたらきをしてくれるのか?
どんなメリットデメリットがあるのか?
このあたりを理解してもらうことができなければ購入に踏み切るのは難しいでしょう。
反対している家族にしっかりとメリットを伝え便利さを理解してもらいましょう。
まとめ

時間はとても貴重です。
一度すぎてしまえば取り戻すことは絶対にできません。
お金で時間は取り戻せませんが、家電を買うことでこれから先の貴重な時間を守ることができます。
食器を洗う時間がなくなれば食後にゆっくり過ごしたり子供と遊ぶこともできます。
人生において、自分でなければいけない事は多くはないと思います。
あなたの人生の貴重な時間を皿洗いにかける価値はありますか?
それでなくても最近のママは仕事に育児に家事にと頑張りすぎています。
もっと家電に頼ってゆったりとした時間をすごして家族みんなで笑顔ですごしましょう。
以上、山岡エビでした。
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