絵本は赤ちゃんにとってコミュニケーションツールです。
何かを教える勉強としてではなく、親子が楽しくふれあうためのものなので読み聞かせはいつからはじめても問題ありません。
言葉を理解していない時期からはじめても良いですし、なんなら生まれる前からでも大丈夫です。
スタートに最適な4つのタイミングをまとめたので、赤ちゃんとのふれあいをさっそくスタートさせましょう。
生まれる前から
赤ちゃんはお腹の中で温かい羊水にぷかぷかと浮かびながら外の音を聞いています。
いつも話しかけてくれるパパやママの優しい声が大好きです。
赤ちゃんは妊娠18週頃から聴力が発達しはじめ28週頃には音楽を聴き分けられると言われています。
なのでその頃から始めてみるとパパやママの声をすぐに覚えて絵本を好きになってくれるかもしれませんよ。
生まれてすぐに
生まれてすぐは視力が悪く、色の違いもわからないと言われています。
なので、絵本を見せてもあまり反応はないかもしれません。
ですが、お腹の中でいつも聞いていたパパとママの声はちゃんとわかっているので、優しく読み聞かせてあげると赤ちゃんをリラックスさせてあげられます。
たくさん話しかけてもらうことは言葉の発達、脳の発達にも良い影響が多いので、生まれてすぐからはじめるのもおすすめです。
生後3か月ころ
視力が発達し、色がわかるようになってきます。
特に赤色によく反応するといわれています。
カラフルで色の違いのはっきりした絵本だと興味をもって見てくれるかもしれません。
おもちゃに興味がでてきたころ
視力が発達し、体を動かすことが上手になってくると身の回りの物に興味をもちはじめます。
はじめは絵本をかじったり投げたりしてしまうかもしれません。
もし絵本に興味を持っているならページをめくって読み方を教えてあげてください。
ひざにのせてあげて赤ちゃんを包むように抱きながら絵本を読み聞かせてあげてると、絵本はこういう風に使うのだなと学習してくれます。
はじめての絵本におすすめなのは「じゃあじゃあびりび」
- 言葉のリズム感が良い
- ボードブックである
- 持ち運びやすいサイズ
言葉のリズム感が良い
日常にあふれる音を文字であらわした絵本です。
じどうしゃ、ぶーぶーぶーぶー。
いぬ、わんわんわんわん。
とリズム感のよい言葉が続きます。
ストーリーはありませんが、赤ちゃんはおはなしをまだ理解できないのでこの絵本で言葉のリズムを楽しみます。
大人には何がおもしろいのかわからないかもしれませんが、赤ちゃんの食いつきはとても良い絵本です。
うちの子は寝つかせる時にこの絵本を読みながら背中をトントンすると安心するのかコテンと寝てくれることが多かったです。
ヘタに歌を歌うより、落ち着いた声のトーンでリズム感のある言葉を聞かせることでリラックスできるのかもしれません。
ボードブックである
この絵本はボードブックといって分厚くかたい紙でできています。
赤ちゃんが乱暴にあつかっても平気ですし、ページを自分でもめくれるので赤ちゃんのお気に入りの1冊になってくれるはずです。
さわり心地はなめらかで角もまるく加工されているのでけがをする心配もありません。
持ち運びやすいサイズ
CDケースくらいのサイズなので持ち歩きにも便利です。
赤ちゃんと移動するとオムツやミルクなどで荷物が多くなりがちですよね。
この本ならカバンの隙間に詰め込むことができるのでお気に入りの絵本を持っておでかけすることができます。
まとめ:赤ちゃんと絵本を通してふれあおう
うちでは生後3か月の視力が発達してきたころから徐々に読み聞かせをはじめました。
絵本に興味をもちはじめると、言葉のリズムに反応し、自分でページをめくるようになりどんどん絵本が好きになっていきました。
2歳になった今でも最初に買った「じゃあじゃあびりびり」はお気に入りで、読んでほしくなると絵本を持ってきて私のひざの上にちょこんと座ります。
読み聞かせはとても大切な親子のコミュニケーションです。
数分で読み終わるので(エンドレスに読んでほしいと要求されることも多いですが)かけがえのないこの時間をぜひ楽しんでください。
赤ちゃんにおすすめの絵本ベスト5は下のリンクから読めます。
