妊娠中に結婚指輪を外した方がいいと言われたことはありますか?
病院によっては何も言われないこともあるようですが、私が通っている産婦人科ではそういう指導がありました。
妊娠、出産は何が起こるかわからないので結婚指輪は外していた方がいいです。
また、ジェルネイルもしない方が良いです。
その理由をお伝えします。
妊娠中は通常よりむくみやすく、指輪を外せなくなる可能性がある
妊娠中はとにかくむくみやすいです。
特に妊娠後期になれば、赤ちゃんに栄養を送るために血流量がかなり増えます。
体重が増え、お腹が大きくなってくると妊婦さん自身も体を動かしにくくなり運動量も減ります。
なので、気付いた時には指輪を外すことができないほどむくんでいるかもしれません。
そうなってから無理に外そうとしても難しく、また指を痛めてしまうので、妊娠したらなるべく早い段階で指輪を外してしまっておいた方がいいでしょう。
目安は後期に入る前なので7ヶ月頃には外しておいた方が良いでしょう。
緊急帝王切開になった時は指輪を外さなければならない
手術をする時は、電気メスを使うのですが、指輪やピアス、ネックレスなどの貴金属類は外さなければいけません。
感電してしまうからです。
緊急帝王切開になる時は大抵の場合、赤ちゃんに異常があり、すぐに取り出してあげなければならないというような状態です。
それにプラスして陣痛がきている痛みの中で悠長に指輪を外す余裕はないと思います。
大体の人は何の問題もなく普通に出産を得ることができますが、もしもの時にすぐ手術をできるように妊娠の早い段階で指輪外しておきましょう。
緊急手術によって結婚指輪が切断されてしまう可能性がある
緊急帝王切開になって指輪を外す時に、もしも指が浮腫んでいてすぐに外すことができなかった場合は指輪は切断されてしまいます。
妊娠後期はむくみやすくなっているので通常よりも指もむくんでいるので、指輪が外しにくくなっています。
また手術をした後も、むくみが酷くなりやすいことがわかっています。
手術後もすぐに指輪をはめるのではなくむくみがひいてから指輪をはめるようにしましょう。
それが嫌ならなるべく早い段階で指輪は外しておくべきです。
ジェルネイルをしていると手術中の血中酸素が正しく測れない
こちらも指輪と同じく緊急帝王切開の手術になった場合に影響があることです。
手術中の酸素濃度は指にはめた機械で計測します。
これはかなり大事な装置です。
パルスオキシメーターといって爪に特殊な光を当ててそこから血液の赤さをみて血中酸素を測ってくれます。
しかし、ジェルネイルをしていると正しい酸素濃度が測れない可能性が高くなるのです。
そうすると、手術中に命を落とす危険が増します。
ジェルネイルは落とすのに時間がかかります。
緊急手術になった場合は一分一秒を争います。
なので妊娠中はジェルネイルは避けましょう。
まとめ
私は2人目の出産の際、緊急の帝王切開になりました。
私の場合は妊婦健診に行って、そのまま帝王切開になったので陣痛の最中での緊急手術ではありませんでしたが、私のように急に帝王切開が決まることはあります。
私の場合は予め助産師さんに指輪を外しておくように指導されていたので、指輪をしていませんでした。
かなり浮腫むようになっていたので、もしかすると指輪を切断しなければならない事態になっていたかもしれません。
指輪を外すのは数秒で済む行動なので、今、すぐに外して大切に保管しておきましょう。
以上、山岡エビでした。
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