最近よく聞くようになった葉酸という栄養素。
きちんと摂取できていますか?
妊娠中の赤ちゃんのために葉酸は絶対に必要です。
母子手帳にもしっかり書かれています
葉酸は食べ物からも摂れますが、赤ちゃんに必要な量には全然足りません。
なので厚生労働省はサプリで摂ることを推奨しています

- なぜ葉酸が必要なのか
- いつから必要なのか
- 何の食べ物に含まれているのか
葉酸はなぜ必要なのか?
赤ちゃんの体を作るのに大切なビタミンB群の一種だからです。
赤ちゃんが特定の先天異常をもって生まれてしまうリスクが高くなります。
二分脊椎症などの神経管閉鎖障害や無脳症になってしまう可能性が高くなります。
50人に1人
私の感覚では結構多いな……と怖くなりました。
厚生労働省は2000年から葉酸摂取の重要性を呼びかけています。
しかしすべての妊婦さんに知れわたっているとは言えません。
私の友達にも葉酸が何かを知らない人はいました。
50人に1人という発生率なので自分の赤ちゃんが障害をもって生まれてくる確率はなかなか高いです。
実際、二分脊椎症などの発症率は近年増加傾向にあります。
葉酸を摂取するだけでそのリスクを下げられるので積極的に摂りましょう。
幸いなことに1日に必要な量も必要とされる期間もわかっています。
葉酸はいつからいつまで必要?
特に重要なのは
妊娠の1ヶ月前~妊娠3ヶ月の間
実は妊娠する前から必要です。
これにはきちんと理由があります。
葉酸が足りないことで起こる赤ちゃんの先天異常が、妊娠7週目までのかなり初期の段階で起こるためです。
赤ちゃんが葉酸を必要とする時にスムーズ使えるようにママの体にたくさん葉酸がある必要があります。
- 葉酸
- 鉄
- ビタミンD
これらは赤ちゃんの体を作るのにとても大切な成分です。
しかし日本の20代女性は慢性的に不足しているといわれています。
なので妊娠する前から葉酸を摂取する必要があります。
葉酸はどれくらいの量を摂取すればいいの?
一番多く必要な時期では1日480マイクログラム必要です。
納豆なら16.5パックに相当
これを食事で摂取するのは非常に難しいです。
なので厚生労働省はサプリで摂取するように呼びかけている訳です。
なぜ食品ではなくサプリメントで摂取するのか
- 食べ物に含まる葉酸の半分しか体に吸収されないから
- 葉酸は熱に弱く、調理すると壊れるから
食べ物に含まれる葉酸を吸収するためには、一度体内で分解しなければなりません。
そして分解すると摂取した量の半分しか吸収されなくなってしまいます。
また熱に弱い性質があるので、調理で火を使うと葉酸は壊れてしまいます。
なので普通に食事をしていると必要な量には全然足りません。
葉酸をすべて食べ物から摂るのは不可能なのでサプリメントで摂ることが推奨されています。
サプリメントなら1日たった4錠です。
体内で分解したあとの葉酸と同じ成分がサプリメントには含まれているので効率的に吸収することができるからです。
日本産婦人科学会のガイドラインでもサプリメントでの補給が有効と記されているので食事も気にしつつ基本的にはサプリメントで葉酸を摂取しましょう。
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サプリで取るのは怖い?危険性はないの?
サプリメントで葉酸を摂りすぎるとがんの発生率が高まるというデータがあります。
ただしこれは常日頃から葉酸サプリを摂取し続けた場合のことです。
妊娠中や妊活中などの人生における特定の期間だけ摂取するのなら問題になることはほぼありません。
この数値よりも赤ちゃんが先天異常をもって生まれる割合のほうがよっぽど深刻なものです。
心配なのであれば妊活中や妊娠初期はサプリメントを積極的に利用し、妊娠中期に入ったら量を減らすようにしましょう。
葉酸の豊富な食品
- えだまめ
- ほうれん草
- 干し椎茸
- きなこや大豆製品(納豆など)
- 海藻類
- いちご
- アボカド
- マンゴー
- レバー
レバーには要注意です。
レバーは葉酸とともにビタミンAも豊富に含まれています。
妊娠初期にビタミンAを過剰摂取すると赤ちゃんの奇形の原因になります。
1切れ程度でも危険なので妊娠初期はレバーを食べるのは控えましょう。
まとめ:ママが葉酸を摂るだけで赤ちゃんを守ることができる
葉酸を摂るだけで防ぐことができる先天異常があります。
赤ちゃんを守ることができるのはママだけです。
大切な赤ちゃんを危険にさらさない為にも、きちんと葉酸を摂って赤ちゃんの成長を助けてあげましょう。
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以上、山岡エビでした。
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