はじめまして、山岡エビです。
先日めでたく妊娠が発覚しました。
何事にも慎重すぎるほどに警戒していた一人目のときとは違い、二人目の余裕といいますか、少々オーバーワーク気味の日常を過ごしていました。
特にこれといった無理をしていた訳ではありませんが、重いものを持つことに関してはあまり気にせず過ごしていました。
それというのも、上の子(長男・1歳)が体重12.5キロあるのですがまだまだ幼いこともあり甘えるときは抱っこ抱っこです。
そんな毎日を送っていると、子供より軽いものなら平気だなという感覚になり、たいていのものは持ってしまっていました。
旦那や実家の母はいつも気にかけてくれ荷物もすぐ持ってくれていたのに、私が何も考えず赤ちゃんをいたわってなかったと言えます。
そんな毎日だったので、赤ちゃんに負担がかかっていたのでしょう。
仕事中に大出血してしまいます。
さいわい赤ちゃんは無事でしたがこんな風になってしまってから後悔する人がひとりでも少なくなるように私の体験記を記しておきたいと思います。
現在は無事回復し、職場にも復帰しています。
思い当たる原因っぽいこと
- 前述したように、上の子の抱っこで感覚が麻痺していたので重たいものを気にせず持っていた
- もともとやっていた仕事はずっと立ち仕事だったので座ってできることを中心にして組み直してもらったけど、立ち仕事は半分くらいある上私がはずれたせいで忙しくなった後輩を見ていると申し訳なくなって度々手伝ってしまう
- 自分の仕事のハードな部分を後輩が代わってくれたおかげで仕事の手があくことが多くなり、ほかの部署を手伝ってあげることが増えたが基本的には立ち仕事(2時間ほど立ちっぱなし)
- ほかの部署へ仕事の運搬をしていたがそこそこ重たい(上の子よりは軽いはず)
- 基本的にはほとんど休憩はとれない
- 数日前からお腹をくだしていた
こうやって考えると仕事のことが多いですね。
と言うのも、帰宅後は実家の母が心配して様子を見に来てくれたり(つわりがあったからです)、家事はほとんど家電に任せていたり、旦那の帰宅もまあまあ早かったから帰宅後の生活は楽チンだったからです。
下痢に関しては(汚い話でごめんなさい…)大腸の動きが子宮に影響することがあるそうなので一応原因のひとつかなと考えています。
出血当日のこと
違和感は特になくいつもどおり出社しました。
基本的な仕事も普段どおり。
ただ、数日前からほかの部署を手伝うことが増えていたので立ち仕事がかなり増えていました。
この日は会社全体の仕事が特に多かったので出来そうなことは進んで手伝い、他部署への運搬もいつもより多かったです。
立ち仕事が特にしんどく感じるわけではなかったのでそこまでセーブしていませんでしたが、さすがに2時間ほどぶっ続けで立ち仕事をすると腰や足が少しだるくなりました。
なので数分イスに腰かけたりしてずっと立ちっぱなしにならないようには気をつけていました。
午前中は何の問題もなく仕事を終え、午後の仕事をはじめて30分ほどでことは起こりました。
生理のときのような、何かが流れ出るような感覚がありました。
ドボッやザーッというような違和感が10回くらいに分けて感じられました。
我慢してとめられるようなものではなく、勝手に流れで出てしまいます。
途中、イスに座ってする作業があったのですが、座っていると出てくる感覚はなくなりました。
大丈夫かな?と立ち上がるとドバドバッとまた違和感がありました。
これは普通じゃない。
ただのおりものであってほしいけど、こんなに量が出ておりものなわけがない。
急いでトイレに駆け込みました。
パンツを下ろすと、真っ赤な血があふれていました。
生理のときよりもかなり水っぽい出血でしたが、生理2日目のような量でした。
腹痛などはなく、出血のなかにレバー状のかたまりのようなものもほとんどなく、ただダラダラと出血している状況でした。
終わった…。
こんなに血が出て赤ちゃんが無事なわけがない。
怖くて手が震えだし、涙が出てきました。
何をするのにも慎重すぎるほど気をつけて過ごした1人目のときとは違い、ほとんど赤ちゃんに配慮せずに過ごしてきた日々を思い返し後悔しかありませんでした。
しかしこんなところにいても仕方がない!と産婦人科に連絡をとりました。
すぐにおいでと言われたので仕事はそのままにすぐにむかいました。
緊急で診察
産婦人科まで車で移動したのですが、幸いなことに座っていると出血はありませんでした。
着いたらすぐにエコーで検査をしてくれました。
赤ちゃんがまだお腹の中にいるのか、いるのなら心臓は動いているのか。
そればかりが気になってわからないなりにエコーを凝視していました。
赤ちゃんは何の問題もなく心臓も元気に動いていました。
診断名は切迫流産。
流産してしまう可能性が通常より高まっている状態です。
これは出血や腹痛があってもお腹の中で赤ちゃんが元気にしているとつけられる診断名なので、必ずしも危険な状態であるというわけではありません。
それでもここで無理をすれば流産してしまう可能性もあるので安静にしなければいけません。
この時点ではまだ妊娠週数がはっきりわかっていませんでしたが後から計算すると7週5日目でした。
妊娠週数が若いので治療でどうにかできることもなくただただ安静にするしか方法がありません。
家事や仕事なんてもってのほかで基本的には寝たきり状態という絶対安静です。
とりあえずは2週間ということでしたがその後も少量の出血が続き1ヶ月に延長されました。
腹痛はまったくないのでいつも突然に出血します。
真っ赤なときもあればチョコレートのような色のときもあります。
その度に病院に連絡し見てもらいましたが、赤ちゃんは元気で成長速度にも問題はなく、順調そのものでした。
出血は必ずしも危険な状態というわけではなく、このくらいの時期では出血の理由さえわからないこともあるそうです。
ですが通常は出血することなんてないのでひたすら安静にして赤ちゃんが成長するのを待ちます。
まとめ
はっきりとした原因は特定できません。
赤ちゃんの成長が順調なことから、赤ちゃん側に問題があるというよりも私の不注意が原因の可能性が高いです。
長時間の立ち仕事。
上の子を抱き上げる。
このあたりは避けようと思えば避けられることでした。
出血が多くても赤ちゃんは無事なことも多いです。
その後は順調になんの問題もなく出産にいたる確立は90%ほどもあるようです。
私はまだ出産にはいたっていませんが、いまのところは問題なく自宅安静がとければ職場にも復帰できるようです。
妊娠中はできない作業も増え、体調を崩しがちになることから職場に迷惑をかけることも多いと思います。
そのことから気を使い、せめてできる仕事くらいはと必要以上にがんばってしまうこともあると思います。
しかし、お腹の赤ちゃんを守れるのはママである自分だけです。
私は一人目の出産がスムーズだったこともあり、これくらいは大丈夫だろうと油断していました。
妊娠は個人差もありますが、同じママでもお腹の中の赤ちゃんによってまったく違います。
そのことを忘れ、前回の経験を過信しすぎていました。
本来なら私がする必要のないほかの部署の立ち仕事すら引き受けている状態だったので、お腹の赤ちゃんに負担をかけていたのでしょう。
私が一番気にしなければいけないのはまだ意思表示もできないお腹の赤ちゃんのことでした。
出血があっても大丈夫なことは多いようですが、あたりまえですがないならそのはうが良いです。
私自身があまり疲れないように色々セーブしながら仕事したり生活することを、なんだか後ろめたく感じていた部分があります。
気遣ってくれている周囲に勝手気をもんでがんばりすぎていました。
出血したことでこの子を絶対に失いたくないと強く思い、今までの生活を振り返ることができました。
まだまだ長い妊娠生活。
これからは極力赤ちゃんの負担にならないように気をつけて生活していきたいと思います。
私と同じようにがんばりすぎているママはたくさんいると思います。
もちろん、もっとハードな日々をすごしても平気なママもいますが、こういう風に突然出血することもあります。
あのときの恐怖はもう二度と味わいたくありませんし、他のママに体験してほしくもありません。
自分が楽をするためではなくお腹の赤ちゃんの命をまもるためなので周囲の人を頼りましょう。
すべてのママが楽しい妊婦ライフを送られるように祈っています。
以上、山岡エビでした。
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