こんにちは、山岡エビです。
私は1歳の子供を育てながら時短勤務をしているワーキングマザーです。
めでたく二人目を妊娠したのですが、妊娠7週目に職場で大量出血してしまいました。
さいわい赤ちゃんは無事でしたが、切迫流産という診断で自宅安静を言い渡されました。
切迫流産というのは通常より流産のリスクが高まっている状態で、妊娠初期におこなえる治療はほとんどなく安静にすることが一番の薬です。
自宅安静とは仕事はもちろん休まなければなりませんし、家事もしてはいけません。
座っているより寝転んですごすほうが良いとされ、基本的には寝たきり状態です。
とは言っても家にいるとあれもこれも気になってしまうのが主婦というもの。
あれもしなきゃ、これもしなきゃと思っても、少しでも無理をすると出血したりしてヒヤヒヤさせられます。
私はもともとの性格がかなりズボラですが、家の中がどんどん汚れていくというのは気分の良いものではありません。
しかしズボラな性格がさいわいして、基本的にあまり家事をしなくていいシステムが整っていました。
最終的にはすべての家事をボタンひとつで終えるのが理想ですが、今の状態でもかなり助かったので私の安静生活を助けてくれた家電たちを紹介したいと思います。
掃除機がかけられないときの味方 ブラーバ

お掃除ロボットといえば一番に思い浮かぶのはルンバだと思います。
ブラーバというのはルンバと同じiRobot社で販売されている床拭きロボットです。
もちろんルンバも素晴らしいのですがどちらか1台選ぶなら断然ブラーバです。
しかしブラーバはたたみの部屋は掃除できないというデメリットがあります。
和室が多いお宅では素直にルンバに頼ったほうがいいのですがいかんせん価格がお高い。
ブラーバは3万ちょっとで買えますのでルンバの半額程度で手に入れられます。
ブラーバは拭き掃除専門ロボットですが、住宅で出るたいていの汚れであるほこりと髪の毛をしっかりキャッチしてくれます。
なのでよっぽどでなければブラーバ一台で家中ピカピカにしてくれます。
掃除機をかけた後クイックルワイパーなどで拭き掃除をする方には一石二鳥なので超オススメです。
わたしはズボラなので毎日ブラーバに走り回ってもらって、たまに気になったときだけ部屋の角に残ったゴミを掃除機で吸います。
ブラーバには付属のお掃除モップがついていますがこれを使ってしまうと使用後手洗いしなくてはなりません。
メーカーが推奨している使い方ではありませんが使い捨てのフロアモップシートを取り付けて使うことをオススメします。
詳しくはこちらの記事も参考にしてください
食器洗いの時間を短縮 食洗機

家で一日過ごしていると、何かしら洗い物は出ます。
コップやおはし、お皿などは家で食事をとる以上出ることが多いです。
すべてを使い捨ての紙コップ、割り箸、紙皿にするという手もあります。
うちはそこまで徹底しなかったので普通に洗い物は出ました。
皿洗いはせいぜい10分ほどで終わりますがこれが1日3回あると30分かかります。
基本的には寝たきりで安静にしなければいけないのであまり良くありませんよね。
食洗機なら2~3分でお皿を並べてボタンをピッで終了なので体の負担が全然違います。
私は10分ほどでも立っていると出血することが多かったのでこの時短はかなり効きました。
洗濯物は干さずにポイ 洗濯乾燥機
街のコインランドリーのような仕上がりのふかふか感と乾燥時間の短さから我が家ではガス式の乾燥機を導入していますが、これは設置コストが高いのと壁を工事でぶち抜かないといけないので今すぐ導入するのなら電気式の乾燥機が良いのではないかと思います。
ガス式はこちら

今すぐ設置するなら工事もいらず設置コストもかからない電気式がおすすめ

ちなみに浴室乾燥機はオススメしません。
もちろん浴室乾燥機は雨の日が続いてもしっかり乾かしてくれる安心感があり、乾き具合もバッチリです。
ただそれは体が元気で通常の家事をこなせる状態で、家事の負担を軽減してくれるものです。
切迫流産の自宅安静状態では洗濯物をハンガーにかける動作も負担になりますが浴室乾燥機ではその作業はしなければなりません。
安静時の家事は極力ボタンひとつで終わらせたいのです。
もちろん本音を言えば洗濯から乾燥までしてくれる洗濯乾燥機が一番理想ですが、切迫流産になったからといって今ある洗濯機を捨てて20万円ほどする洗濯乾燥機を買うのは現実的ではありません。
なのでここは一番導入ハードルが低く、導入コストくも安い電気式乾燥機をオススメします。
一度乾燥機を使ってしまったらその便利さから外干しできなくなりますよ。
一瞬でお湯を沸かせるから超便利 ティファールの電気ケトル

切迫流産に限らず、妊娠中は体を冷やすのは厳禁です。
決して冷たい飲み物を飲んではいけない訳ではないのですが、温かい飲み物のほうが良いとされています。
そんなとき、ボタンひとつでお湯が沸かせるのはとても便利でした。
家から出てはいけない、動いてはいけない、と言われて家でずっとテレビを見る生活を続けていると、だんだん食べる楽しみぐらいしかなくなってくるんですよ。
だけど体重が増えすぎると色々なリスクが増えるので先生にめちゃめちゃ怒られます。
出産までに増加しても良いといわれている体重は7キロです。
こんなのは、動かずにお菓子をつまむ毎日を送っていればすぐに到達します。
なのでおいしい紅茶やコーヒーを飲むようにしていました。
温かい飲み物は空腹をごまかしてくれるうえ、リラックス効果もあるのでとてもよかったです。
紅茶やコーヒーにはカフェインが入っていますが、赤ちゃんにはあまり良くないのでカフェインレスの製品を購入して飲んでいました。
勝手なイメージでおいしくないんじゃないかと思っていましたが、私には普通の製品との違いはわかりませんでした。
変な味がするけど赤ちゃんのために我慢して飲んだというようなことはまったくありません。
急に不安になることも多い自宅案成虫にはおうちカフェはオススメです。
そして自宅安静のときに一番困るのが食事の準備です。
特にひとりぼっちのお昼ごはんなどは適当でいいのにその適当なものすら作ることができない状態です。
これは本当にほめられたものではないのですが、こんなときの救世主はインスタント食品です。
まだ胎盤も完成せず、母親の栄養に完全に頼っていない今だからできることですが、お腹はすくけど動けないのでこの方法をとることもありました。
もともとカップラーメンなどは苦手なほうでしたが、無理に動き回って赤ちゃんを危険にさらしたくなかったのでかなり助けられました。
電気ケトルは育児をしている家庭ならほかにも便利な場面が多いのでオススメです。
たとえばミルクを作るときや離乳食なんかでもかなり助けられました。
というのも、赤ちゃんというのはお腹がすくと大泣きすることが多いんですよね。
電気ケトルならお湯を沸かしている間そばを離れても安全なので赤ちゃんをあやしてあげながら準備を進めることができます。
ほとんど作業なしでおいしいおかずが作れる ヘルシオ

購入したその日からあまりの便利さに毎日使い倒していましたが、動けなくなってからも活躍してくれました。
というのも、毎日お弁当や出来合いのお惣菜、レトルトやインスタントを食べていると胃腸がしんどくなってくるんですよね。
最初はめったに食べないものなど物珍しさから結構楽しかったんですけど、毎日続くとさすがにつらくなってきてもっと薄味の普通の料理が恋しくなってきます。
自分でキッチンに立ちたいけれど自宅安静は寝たきりがベストなので少し難しいですよね。
でもそれはコンロなど火を使って目が離せなかったり、包丁で食材をカットしたりとキッチンにたっている時間が長いからです。
最近は本当に便利で肉も野菜もカット済みのものがたくさん売っていますし、買い物もネットで購入して家の玄関まで持ってきてくれます。
買い物にも行かず、食材の下準備みたいなこともほとんどなく、家に届いた食材の袋を破って、お皿に乗せて、調味料をかけて、レンジをピッで手作りご飯ができます。
グラタン皿に野菜と肉をのせて、塩コショウとあるならオリーブオイルをかけるくらいでグリルボタンをポチッとすると普通に豪華なおかずが完成します。
取っ手の取れるフライパンがあればそのままヘルシオにいれて料理できるのでコンロでできることの大体はできてしまいます。
食事を全部外注化するとお金がかなりかかりますし、ヘルシオでの料理は気晴らしにもなり、自分の食べたい味にできるので体調の良い日に試してみてください。
もちろん決して無理はしないように。
切迫流産は安静にするのが一番の薬なので、我慢できるのであればおとなしく寝てすごしましょう。
詳しくはこちらの記事も参考にしてください。
まとめ
もともと子持ちの共働き家庭なので、家事時間は極力減らそうと便利家電を導入していました。
私が動けなくなることは想定していませんでしたが、ボタンひとつで家族全員が同じクオリティーの家事ができるのでとても助かりました。
うちには1歳男の子がいますが、ボタンを押すだけなのでお手伝いをたくさんしてくれました。
切迫流産は安静にするしか方法がありません。
普段家事のメインがママだったら、パパやおばあちゃんに頼らざるをえなくなると思います。
なれない家事をこなすのはとても大変です。
ボタンひとつで家事を代行してくれる家電があれば、自分で対処できる場面が多くなります。
もちろん無理はいけませんが、お願いするのは気が引けるときや、頼れる人がいないときは家電の助けを借りて上手に家事をこなしましょう。
それではお大事に。
以上、山岡エビでした。
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